日本でお酒をお土産に買っているのは、一体誰?
旅行中のお酒の購入といえば、多くの場合「男性がメインの買い手」だと想像されがちです。しかし、私たちの最新の調査結果は、その予想を覆すものでした。
日本でお酒を自分や誰かへのお土産として購入した訪日客のうち、なんと61.5%が女性だったのです。
これは、従来のお酒の消費や購買行動に関する定説を覆す結果と言えます。 その背景には、日本における「お酒の体験」のあり方が関係しているのかもしれません。
例えば、日本酒や梅酒、クラフトジンなどは、しばしば以下のような特徴を持っています:
- パッケージが非常に美しい
- 文化的な意味が込められている
- プレミアム感があり、贈り物に適している
上記のような理由から、お酒は単なる「飲み物」を超え、「ストーリーのあるお土産」へとランクアップします。これが、心のこもった贈り物や、誰かと共有したくなるギフトを求める旅行者の心に強く響いている理由かもしれません。
また、ここでもう一つ重要な視点があります。それは、「商品を買う人」と「実際に飲む人」が必ずしも一致しないということです。ブランドや自治体にとって、この視点を認識することは極めて重要です。
こうしたダイナミクスを理解することは、ブランドや小売店が商品の見せ方を改善し、パッケージ戦略を練り直し、旅行者の実際の購買行動に寄り添うための大きなヒントになります。もしこのインサイトが皆様のお仕事に役立ちそうであれば、ぜひお気軽にご連絡ください。有意義な意見交換ができることを楽しみにしています。
本記事は、2025年9月に関西国際空港にて実施された「訪日観光客調査:日本におけるAIへのニーズと期待」(有効回答数:訪日外国人273名、実施:株式会社アーティーズ)の結果に基づいています。
